隅田川の花火大会だったそうで、屋形船の仕事も無いし反対方向へ出掛け、古書店を漁ったりしていました。大型の古本屋にはあまり新しい発見はありませんが、町の片隅でひっそりおじさんが眼鏡をずらして居眠りをしているような古本屋には出会いがあったりします。
「日本歴史を点検する」対談・海音寺潮五郎・司馬遼太郎/講談社
新宿の小さい古本屋にありました。昭和45年に刊行された本で、当時の売価が450円。この二代作家もまだ若く(そうでもないか)元気な頃です。
私が日本史を楽しいと思うのは日本人の根本的な性格などが時折見えるからです。昨日書いた独裁者は生まれないというのもその一つであるのですが。いちいちこういう事を感じ取って、日本人の行動の利点・欠点を知る事ができたらこれは財産だと思っています。
ところがこの両巨頭は今から35年以上前にこの性格を見切っていました。大正・昭和を通し、戦争も経験したからでしょう。何分昔の本なので言っていることは古いですが(思想はともかく歴史には新たな発見があるので)根本は変わらないと思います。
「島国根性」という言葉で日本人を表そうというのは間違いではないのでしょうが、一言で表せるほど日本人は単純じゃないですよ。
2006年07月30日
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