先日の司馬遼太郎の件ですが、いろいろと。
「逆説〜」に引用されていた本のさらに引用されていた部分で。
「日本人は世界中で最も人種差別的な国民である。その差別があまりにも完璧なんで、問題が生じない。」(『超大国日本の挑戦』ハーマン・カーン)
まあ日本人にとっては何処の国の人であろうと「ガイジン」は「ガイジン」という事ですね。最近は事情が違うかもしれませんけど。
これは外国に対しての差別ですが、国内の差別というのはどの国でもある事です。封建領主という支配する階級と支配される階級、思想や宗教的な理由による差別、共産主義だって明らかな人の上下がありました。
面白いと思うのは朝鮮半島で、当然貴族と被支配階級があるのですけれど、内乱や侵略(秀吉の唐入りとか)があると被支配階級は役所を攻撃して戸籍を燃やしちゃったりする。その結果ほとんどの韓国人は貴族出身というありえない事が今起こっている訳で。
で、日本です。
日本人というのは恐ろしく血統を重視する国民性があるようで、例えば徳川家康は三河の松平氏という土豪の出なのに、いつの間にか藤原氏になって、そうかと思うと新田氏の流れをくむ源氏になったりすると。要は系図を書き換えてしまう訳です。征夷大将軍になるには源氏じゃなきゃ駄目という不文律がありますが、そういう無茶をする訳です。家康以前も、
豊臣秀吉(賜姓。それ以前は藤原氏、当然系図改ざん)
織田信長(平氏、系図改ざん)
足利尊氏(源氏)
北条泰時(平氏)
源頼朝(源氏)
平清盛(平氏)
藤原不比等(藤原氏)
と皆名門(と偽る)なのですね。
源氏(正確には清和源氏)は清和天皇、平氏(これも桓武平氏)は桓武天皇から出ていて、藤原氏は神武天皇と姻戚です(怪しいけど)
皇室を頂点とした血統重視の政治が行われてきた為に、後続もこれに倣ったのでしょう。それで上手くいく国民性なんでしょうね。
そうそう明智光秀は土岐源氏です。
2006年08月22日
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